インド お金の持ち方 ATM・クレジットカード・現金など

2019年8月から1ヵ月ほどインドに旅行に行き、お金の持ち方に悩んだのとATMの取り扱いで苦戦したので、僕なりにベストな回答を出してみたいと思います。

インドに持って行くお金

クレジット/国際キャッシュカード合わせて、2枚は持って行きます。

1枚はメインで使う用。1枚は盗難や紛失を考えて、ホテルに置いていきます。

2枚のカードに加えて、現金200ドル。この現金はあくまで保険で、ホテルに置いていきます。

滞在中にカードが2枚とも使えない状況になった時、金策にかかる時間の滞在費、もしくは田舎に行ってATMが近くにない場合に使います。

ATM クレジット/国際キャッシュカード

旅行者が足を踏み入れるのも難しいような場所でない限り、ATMはたくさんあります

またかつてのインドのようにカードがATM機に吸い込まれるトラブルは聞かなくなりました。

ATMの故障や現金が入っていなくて下せないことは未だに多々ありますが、ATM機が増えているので数件回ればお金が下ろせないといったことは、ほぼない状況です。

サドゥーもお出迎えしてくれます(笑)

インド ATM 銀行

ただ日本で普段使っているカードが、海外で使えないトラブルはたまにあります。

また盗難なども考えると、持ち歩き用とホテルに置いておく用として2枚はカードを持参しましょう

現金の必要性

基本的に使うことはないと思います。ただ、トラブル時の保険として一時凌ぎができる現金は持参しておいた方が賢明です。

米ドルが理想ですが、日本円、ユーロでもよほどの田舎でない限り大丈夫だと思います。

カード利用時の注意点

インドのATM利用にはかなり癖があります。

1回の取引で手数料が250ルピー(400円)かかります。これは回避しようがないので、費用として換算しましょう。

1回の取引で限度額が決まっており、私が利用した銀行はすべて10,000ルピー(15,000円)まででした。

これはあくまで1回の取引の限度額なので、1日の限度額ではありません。但し、1日の内に同じ銀行でそれ以上の額を下ろそうとすると駄目なことがほとんどでした。なので、必要な場合は、銀行を変えてお金を下ろしていました。

また当然取引ごとに250ルピーの手数料がかかります。

2,000ルピー札で割れる金額を引き出すと、全て2,000ルピーで出てくる可能性が高い(僕は100%の確率でした)。

2016年に1,000ルピー札が廃止になり、インドで最高額のお札になった2,000ルピー札ですが、街中で使おうと思ってもお釣りがないのでかなり使い勝手が悪いです。

ホテルの支払いに使う分にはいいですが、普段使いのお金を少しでも確保するために、奇数の金額を引き出しましょう。

例えば9,000ルピーを引き出せば、2,000ルピー×4枚、500ルピー×2枚で出てきます。

多額のお金が必要な場合

上記のようにATM利用には制限があり、多額のお金を下ろそうとした場合、手数料が高くなるのと、ATMをかなりの数回ることになるので大変です。

ビジネスでインドに来ていた方が、それなりのインドルピーが必要でかなり困っていました。

日本の銀行もインドに支店があり、支店窓口で日本の口座から1度に多額の現金を下ろせないか交渉していましたが、日本の銀行もインドの銀行法に従う必要があり、海外の口座からお金を引き出すには上記の制限内で処理するしかないとの回答でした。

多額の現金が必要な方は、渡航前にベストな方法を検討してみてください。

ATMから現金を引き出す手順が違うので注意!

僕の場合、国際キャッシュカードでお金を引き出そうとしていたのですが、他国と選ぶメニューが違うのと限度額で最初にかなり迷いました。

ATMにお金が入って使えないのか、カードの問題なのか、なにが原因でお金が下ろせないのか特定できないので結構不安になります。

手順はこんな感じです。

1.カードを入れて、カードが読み込まれると言語選択メニューが表示されます。
※カードは入れて引き抜いて処理するタイプと、入れたまま(日本と同じ)2タイプあります。

インド ATM 言語

 

2.サービスの選択画面が表示されるので、「CASH WITHDRAWAL」を選択します。

インド ATM 手順

 

3.キャッシュカードの人は「CURRENT」を選択してください。

※ここが他国と違う点です。普通は「SAVINGS」なのですが。

インド ATM キャッシュカード

 

4.引き出す金額を指定します。基本的に10,000ルピーが限度額なので、それ以上の額を指定しても下ろせないと思います。※2,000ルピー札の使い勝手が悪いので、500ルピー札を確保するため、9,000ルピー推奨

インド ATM 限度額

 

5.手数料が250ルピーかかりますよと表示されますので、「CONTINUE」してください。

インド ATM 手数料

 

6.PIN(暗証番号)を入力して問題なければ、現金が出てきます。

インド ATM

 

以上、僕が考えるインドに持って行くお金でした。