いざ結婚式が行われる村へ

今日は結婚式が行われるラビの親戚の家へ移動。場所はガヤ(Gaya)の東へ列車で2時間ほどの所にあるらしい。

午前中にコルカタを出発し、夕方に最寄駅へ到着。駅の裏口を出ると、親戚の兄ちゃんたちがバイクで迎えに来てくれている。

そこからバイクで20分ほど、畑のあぜ道をひたすら爆走。とにかく周囲には畑しかなく、バイクに照らし出されるのはヤギと牛ばっかり。

結婚式前夜祭?

到着して家に通されると、もう結婚式始まってる?100人ぐらいのインド人に注目されながら、写真を撮ります。

インド 結婚式

明日から1週間セレモニーだと聞いていたのですが、詳細はよく分かりません。

突然のダンス披露タイム

突然の日本人訪問に痛いほどの視線を浴び、爆音の鳴る玄関へ。

インド 結婚式の家

前夜祭だからなのか、誰も踊っていない。車の左にある黒いのがデッカいスピーカー。

と、ここで喋っていると無茶振りが。

「お母さんが、日本人が踊れるか見たいから、踊ってみて

おい、おい、そりゃ中々なやつだぞ。この冷え切った環境で、ここに来て10分ほどで踊れって。

いや、そりゃあ逆に多少でも踊れれば確実に盛り上がる環境なんだけど、インドダンスって全く踊れないですよ。コルカタの風俗街で少し見た程度で、あの独特の踊りは掴めません。

ただ、NOは許されない空気にどんどん追い込まれていきます。

もうしょうがないので、いつもクラブで踊ってる感じでインド音楽に合わせて踊ってみますが、もちろん激スベリです。

インド

僕のダンス動画や写真はないので、次に踊って同じくスベッていたじいちゃんでも。

ラビの親戚

家に入って少しすると、この家の長男が日本語を話し出します。

聞くと、親戚が千葉に住んでいるらしく、彼も十数年に渡って日本を行き来しているそう。彼がかなり面倒を見てくれたので、ここでの滞在が大分楽になりました。

また、1週間もセレモニーをするぐらいだから彼の家は金持ち。村の人口は400人ほどらしいのですが、この村の長(おさ)的な存在で、毎日ここで来る人全員分の料理を振る舞うそうです。

今日も飲み会

インドに来てからの、いつものやつです。よく分からない者同士。酒を飲むのが一番早いですよね。

日本語が話せるペロはムスリム(イスラム教)ですが、彼も酒を飲みますし、その取り巻きたちもお酒が大好きです。

インドの蒸留酒

田舎ということもあり、村で酒が買える場所がないので、自家製の蒸留酒を頂きます。

割とクセもアルコール臭もなく、意外とマイルド。水にココナッツジュースを入れて、少しトロミを付けた感じとでもいいましょうか(伝わらないか)。

まあ、今後の展開が期待できる、田舎暮らし初日でした。