1週間もセレモニーがあり、この日が絶対的な本番(披露宴)みたいな日がよく分からないのですが、今日は新郎側のビックパーティを別会場でやる日とのこと。
なんとなくみんな昼過ぎからソワソワしています。
ちなみにこの3日後に、新婦側のご一行がこの家に来て、大きなパーティーをやるそうです。僕はその前にこの村を去るので、大きなイベントはこれが最初で最後になります。
パーティ前半
まずは家で形式ばった儀式のようなものを行いながら、着付けをしていきます。
この一家はムスリムなので、ヒンドゥーとは別のものだと思います。
同時に楽団が来て、演奏が始まると徐々に周囲のテンションが上がっていくのを感じる。
演奏のクライマックスではもうこんな感じ。20代の青年たちは、もう、待てないですよ。
そうこうしている間に、披露宴(?)会場への出発の準備が着々と進みます。
会場へ向け出発
ここに居るほとんどの人の載せるので、この四駆の車を20台ほどチャーターしているとのこと。バイクも含め、200人ほどが山道を大移動します。
まずはバンドとサウンドシステムを積んだ車を先頭に、青年たちが村をねり歩き、村を出発。
会場につくまでこれは所々で行われ、会場に付く30分ぐらいは歩きながら踊って進む感じになります。
5分置きに泡スプレーがぶっかけられます。
トラックの荷台がスタジオになっていて、演奏者はずっとこの中。ボーカルだけ外に出て周りを盛り上げます。
会場と途中のアクシデント
もともと道が悪い上、雨季で増水した小川が道を塞ぎ、会場まで3時間ほどかかりました。時刻は1時30分を回っていました。
ここから日本の結婚式のように、あいさつとか余興が少しあるのかと思っていたのですが、飯食って→終了。
終わりはあっけないんですね。
そうなってしまった一つの要因として、大量に買っておいた酒を飲まれてしまったこと。
34,000ルピー出して、ウイスキー20本買っていたのですが、一体誰が飲んだの?おいおい。
普通、列席者だと思うでしょうが、飲んだ人は四駆のドライバー。
車を手配して、酒は昼間に買っておいていたら、飲んじゃった。
やっぱりインドすげーなと思わされる瞬間でした。
移動の途中にそれが発覚して、ドライバーは首根っこ掴まれて引きずり回されてましたから。
専任ドライバーではないから、首になっても問題はないんでしょうけど、給料出ないんじゃないかな。
ご飯(チキンビリヤーニでした)を食べたら、みんなで雑魚寝。朝になったら、村に戻ります。
が、突然の大雨で、5分でこの仮眠所がぶっ壊れます。
みんな敷物を持ってダッシュで汚たねえビルの中へエスケイプ。結局朝まで、カビとホコリのまみれた廃屋で仮眠。夜明けと共に速攻村へ帰りました。
まあ、なかなかぶっ飛んだパーティでしたね。これで僕の結婚式参加は終了。次の土地を目指します。